6月25日の花:べニバナ=装い
??/ハリポタ夢




私の名前は・N・フィルチ。
ホグワーツで管理人を勤めるアーガス・フィルチの娘だ。
とは言っても血の繋がりは全く無い。
幼い頃に捨てられた私をアルバス・ダンブルドアが拾って下さり、アーガス・フィルチに預けられた。
アーガスは始めの頃は私を忌み嫌っていたように記憶しているのだが、今ではとても可愛がってくれている。
そもそも何故私が両親に気味悪がられ、恐れられ、そして捨てられたかというと、全ては私の得意なる体質に起因する。
私は人であると同時に猫でもあるのだ。
それは猫耳だとか尻尾だとかが生えているとかそういう事ではなく、人型と猫型を行ったり来たりしているのだ。否、寧ろ今では猫の姿で居る時の方が長いと言える。
猫の姿ならば、生徒でもない私が校内を歩いていても誰も疑問に思わないからだ。
私が人間の姿になるのはアーガス・フィルチを始めとした、極限られた人たちの前だけで、同じように私を「」と呼んでくれるのもその人たちだけだ。
そして私は今日も校内を隈なく歩きまわる。私を拾い、養ってくれた人々とこの城のために、羽目を外しがちな生徒たちを見張るために。
私は私が生徒に嫌われていることを自覚している。だが監視者というものは得てして嫌われるものだと思っている私にとって、それは然して痛手にはならない。
さて、もうお分かりいただけただろう。
私が誰なのか。
私の名は
・ノリス・フィルチ。
生徒たちは私をこう呼ぶ。

「ミセス・ノリス」

 

 

+−+◇+−+
試しに書いてみたミセス・ノリス=ヒロインドリーム。
確かスネ妻を書く前かそこらに浮かんだネタだったかと。結局お蔵入りしていたのですが、
今回引っ張り出してきました。相手は…誰だろう。
とりあえずスネイプかなあ、とは思っているのですが私自身まだよく分かってません。(爆)

 

戻る