8月3日の花:ジンジャー=無駄なこと
更木、やちる、一角/BLEACH




「あー!つるりん発見!」
気の抜けた子供の声に、斑目一角はうんざりしたように振り返った。
「おはようございます隊長、副隊長」
「おう」案の定、更木剣八と、
「おっはよー!」その肩に座る草鹿やちる。
「何か元気無いねー」
「そりゃ朝まで書類に追われりゃ疲れもしますよ」
すると二人は顔を見合わせた。
「ウチに書類業務なんてあったか?」
「あたし見た事なーい!」
キレて良いっすか。一角は自分の頬の筋肉が引き攣るのを自覚する。
「何度言っても隊長も副隊長もやんねえから俺らがやってんですけど」
因みに「俺ら」のもう一人、弓親は爆睡中。
「んな事言ってたか?」
「言ってました。始めの一年くらい」
すると二人はまた顔を見合わせて。
「やちる、お前覚えてるか?」
「知らなーい!あたしのおしごとは剣ちゃんの髪洗うことと背中流すことだもーん」
「はは…そうッスか…」
スタッフサービスに電話してェ…!

 

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