紅蓮の月シリーズ設定5
ということで紅蓮の月シリーズ設定5でございます。
そもそもなんで「紅蓮の月」シリーズなのかというと、柴田淳の同名の曲がテーマだったので。今では宮田視点で考えていたのか一歩視点で考えていたのかさっぱり覚えていませんが。しかも内容と沿ってないし。 まあそういうことで。(爆) ちなみに鷹一子の「後ろ姿」シリーズも同CDのカップリング曲です。これはこれで宮一子にも使えるかなーと思ったのですが、鷹一子に使ってしまいました。 では、まずヴォルグから。 一歩のお腹が出てきた頃に出会います。それ以前から一歩はヴォルグの試合を見たことがあって、寂しそうな顔をする人だなあ、と思ってました。なので顔は知ってました。 そこで例の「困ってマース」です。買い物か何かの帰りに駅前で困ってます連発してるヴォルグに、あれ?あの人?と思って声をかけます。 ヴォルグは勿論一歩の事は知らないのですが、妊婦さんなので「お腹ニ赤チャン、いるんですネ!素晴らしいデース」みたいなこと言ったりして会話が始まる。 この頃の一歩は産むということは決めていても、産んだ後のことが不安でぐるぐるしてます。なのでうっかりそれをヴォルグに洩らしてしまい、あ、すみません、初対面なのにこんなこと、みたいな。 でもヴォルグはちゃんと聞いてくれて、それで「不安は仕方ナイと思いマス。でもモウ幕之内サンは赤チャン、育てテル。お腹ノ中デ大切ニ育てテル。大丈夫デス、貴方はちゃんと、モウお母サンなんデスヨ」みたいに励まして、一歩は感動してありがとうございました、って立ち去ってしまうんですよ。 で、会えてよかったなあ〜とか思いながら、あ!そういえばそもそもヴォルグさんと会ったのって!と思い出して慌てて戻ってきます。困ってマース。 で、千堂VSヴォルグで敗者であるヴォルグは国に帰されることになり、三ヶ月になる歩夢を抱いて一歩は空港へ急ぎます。 で、ヴォルグと再会して「あの時の子デスネ、トッテモ可愛いデス」みたいな会話をした後、「コレハ貴女に貰って欲シイデス」ってグローブを渡して、あの名場面ですよ。「サヨウナラ」ですよ。 その後、カムバックする時はもう一歩は宮田と結婚して…滋郎がお腹に居る頃じゃないですかね?(曖昧)で、やってきて、結婚して幸せそうな一歩に「オメデトウゴザイマス」とか言って。で、居座るヴォルグ。この時点ではまだ宮田と一歩は一緒に暮らしてないので(一歩が両家を行ったりきたりしてます)当然聞きつけた宮田が乗り込んできますよ。あんだとゴルァ!な感じで。 でもヴォルグは一歩と純粋に仲良しなだけなので宮田はきっと譲歩せざるを得なくなるんですよ。宮田の負け。 でも宮田も次第にヴォルグに慣れていくというか、板垣たちと違って邪な思いがないので(笑)自分が居ない間、一歩を任せておける、と思うようになるかと。 ということでお次は久美ちゃん。 久美ちゃんは原作どおり、合コンで知り合います。 この頃はまだ鷹村さんと会長辺りしか一歩が女だとばれてないので、鷹村さんが面白がって引っ張ってきました。 で、久美ちゃんと帰ることになるんだけど、久美ちゃんも久美ちゃんで「あの、違ったらごめんなさい、女の人、ですよね?」みたいな。ばっちり見抜いちゃうんですよ。 で、そこからお友だちとして付き合いが始まるんだけど、間柴兄にはしっかり勘違いされてます。で、久美ちゃんは久美ちゃんで兄がまさか一歩を男だと勘違いして、尚且つ恋仲であると勘違いしているなんて思ってもみないので何で一歩と一緒に出かけるのを怒るのかがわからない。不幸にも会話中に「女同士で」とかそういう、一歩が女であると認識させるフレーズを使わずに言い合いとかするもんだから兄は兄でどんどん勘違いしていくし、妹もどうしてあんないい子と仲良くするのを反対するのかが分からない。 一歩にとって、久美ちゃんは理想の「女の子」像なのですよ。自分は女らしくないし、そもそも女であること自体がコンプレックス。なので、「女の子」といったらこんな感じ、という理想があって、それがまさに久美ちゃんの姿に近かった、と。 なので一緒にいても緊張するし、赤面したりする。で、それを間柴兄が見て余計勘違いする。久美ちゃんはそんな一歩の態度は気にしてないというか恥ずかしがり屋さんくらいにしか思ってないのでそれが兄の勘違いの一端を担っているとも気付かない。 で、産婦人科に行く前に一歩は愛子さんのところへ駆け込んでます。なのである程度の覚悟を持って産婦人科に行ったのですが、何故一番の親友である久美ちゃんのところではなく愛子さんのところなのかというと、あくまで久美ちゃんは理想の「女の子」であって、「母親」や「奥さん」じゃないわけですよ。 一歩にとって理想の「母親」や「奥さん」は(寛子さんはひとまず置いておいて、)愛子さんなんですよ。「可愛い」と「綺麗」が違うように。 なので産婦人科の事があって、寛子さんとも話し合って今後の事を決めた後で久美ちゃんには全てを打ち明けます。 久美ちゃんとしてはそれはちょっと残念な気もするのですが、でも真っ先に相談されても多分、病院にいくことしか勧められないからきっとその人(愛子さん)に相談してよかったんだなって思うんです。 で、赤ちゃん用品とか一緒に見に行ったり、一歩が何かで手が放せない時は預かったりしてとっても仲良しです。 で、ここに至って漸く間柴兄も一歩が女だと気付いて愕然としていればいい。 あ、梅沢くん忘れてた。(爆) |