選択課題・ラブラブな二人へ

スポーツをする
(堀田×達海/ジャイアントキリング)

セックスもスポーツだよな。達海は停止しかけた思考でそう思う。
「すみません、達海さん…」
無理させました、と謝る堀田に大丈夫、と何とか声を出す。
「慣れてないんだし、こんなもんでしょ」
「それはそれで落ち込むんですけど」
「あ、ごめん」
思考も停止しかけているのなら肉体も停止しかけていて。
「ていうか、もいっこごめん、服着せて」
だるい、と言えば慌てて散らばった服をかき集めてくる姿にちょっと笑う。
「…なんで笑うんですか」
「いや、なんか可愛いなって」
すると堀田は目を丸くして、「そりゃ達海さんよりか若いですけどね」と言った。
「可愛いかどうかは達海さんに言われたくありません」
何だよそれ、と返せば、堀田はわかんないならいいです、と笑った。



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堀田がイマヒトツつかめません…orz





背中にキス
(黒田×達海/ジャイアントキリング)

ベッドサイドに座ってシャツを着る黒田の後姿に達海は正直、むらっときた。
あの後背筋の動き、良いよなあ。
そんな事を思いながら腕を伸ばし、黒田の背にしがみ付く。
「何だよ」
「んー。クロの背中見てたらちょっとむらっとした」
「まだ足りないのかよ」
呆れたような声に、そういうんじゃなくてさ、と小首を傾げる。
「ちょっとじゃれ付きたい、そんな気分」
そしてシャツ一枚に包まれた背にそっと唇を落とした。
「もう少しだけ、こうさせてよ」



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たまにはまったりクロタツ。





額にキス
(堺×達海/ジャイアントキリング)

「堺、怒ってる?」
小首を傾げて問えば、「怒ってねえッス」とぶすくれた応えが返ってくる。
「確かに交代は腹立ったけど、戦略の内だってわかってますから」
「そう。それならいいんだけど」
すいっと手を伸ばして堺の髪をわしゃわしゃと撫でる。
「な、にするんすか!」
「ん。撫でたかったから」
そして一歩踏み出して二人の間を詰めると、ひょいと背伸びして額にキスをした。
「だから何するんすか!」
「ん。キスしたかったから」
「ああもうアンタわけわかんねえ!!」
「口の方が良かった?」
にひーっと笑って言えば、そういう問題じゃねえ!と怒鳴られた。



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堺さんも相当なツンデレですよねww





ほっぺたを抓る
(世良×達海/ジャイアントキリング)

「世良、世良」
「はい?」
こいこい、と呼ばれたので駆け寄ってみれば徐に頬に手を添えられてどきりとする。
「か、監督?」
「お前、頬柔らかいな」
「は?」
むにむにと頬を揉まれながら世良は素っ頓狂な声を上げた。
「ちょっと抓っても良い?」
ワケが分からないままの頭で「はあ、どうぞ」と言ったのが運の尽き。
ぎゅむっ。
「いって!」
「あ、ごめん、力加減間違えたわ」
達海の手が抓った頬をさすさすと撫でたかと思ったら、ふっと達海の顔が寄せられた。
「え」
ちゅ、と頬に柔らかな感触がしてぽかんとしていると、達海はにひっと笑った。
「お詫び」
じゃあな、と達海がその場を立ち去ってからも世良はその場に立ち竦んでおり。
「世良さん、邪魔ッスよ」
赤崎に文句を言われる羽目になった。



***
何気に赤崎初登場!(え、そこ?)





眼鏡をかける
(深作×達海/ジャイアントキリング)

待ち合わせ場所に現れた達海の姿に深作は不覚にもドキリとした。
格好こそシンプルだったが、その目元には眼鏡が添えられ、目深に帽子を被っていた。
普段見ない達海の姿に思わず「何だよそれ」と悪態が口をついて出ていた。
「ん。一応変装」
達海はへらりと笑う。
「だって折角のフカさんとのデートだもん。誰にも邪魔されたくないし」
「デート言うな!」
「えー恋人と一緒に出かけるんならデートじゃないの?」
恋人、の単語に深作の頬に朱が上る。
「こ、恋人とかそうホイホイ口にするなよ」
「あ、フカさん照れてるの?可愛い」
「可愛いとかお前が言うな!」
いいからいいから、と達海は深作の隣に並んだ。
「行こう、フカさん」
「ん、あ、ああ」
並んで歩き出しながら達海が言う。
「手繋いだら駄目?」
「駄目に決まってんだろ!」
つまんないの、と言いながらも達海の表情は楽しそうだ。
こんな達海が見れるのなら、偶には一緒に出かけるのも良いかもしれない。
深作はそんな事を思いながら、達海の歩調に合わせてゆったりと歩いた。



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フカタツは言ってることは毎回似たようなもんだと思うんです。バカップルの言い合いというかww

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