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見張りの兵士達以外は眠りに就いているであろう真夜中、ミジョツカ城最上階にある軍主の部屋にある寝台の上で絡み合う二つの影があった。
「は、ぁん・・・・・・」
暗闇の中上がる嬌声。その声はまだ幼く、甲高さを宿した少年の声。
「そろそろ限界か?」
「ゃん!」
少年の脚の間に指を這わせ、その形をなぞり上げる無骨な手の持ち主は、少年の耳元でその低い声を紡ぐ。
「ぁんっ・・・・・・うん・・・もぉ・・・・・・」
うつ伏せにされ、背後から貫かれてながら少年は自分の性器と男の指に手を添える。
「ゲオルグさ・・・・・・ひぁっ・・・ね、え・・・」
カッツェが切れ切れに嬌声と共に先を促すが、ゲオルグは
「ん?どうして欲しいって?」
と、とぼけている。
「・・・ゃ・・・・・・おねが・・・・・・イかせて、ぇ・・・・・・」
「・・・いいこだ」
「も、ぉ・・・ゲオルグさん、えろおやぢみた、いなコト言わないでよ・・・ぉ・・・」
「ふ…エロ親父はキライか」
ゲオルグは笑いながらカッツェの性器の先端をぐり、と指の腹で擦る。
「ひゃうっ・・・ぅん・・・・・・ゲオルグさんは・・・・・・んゃ・・・すきぃ、ぁ・・・・・・」
ぐちゅ、とゲオルグが動くたびに体液が擦れて耳を塞ぎたくなるような卑猥な音がカッツェの耳を掠めていく。
「ひゃぁ・・・・・・ぅんっ・・・あ、あ・・・!!」
カッツェがゲオルグと自分の手の中に熱を吐き出すと、ゲオルグもカッツェの中へとその熱を吐き出した。、
「・・・・・・つ、疲れた・・・・・・」
乱れた息を整えながらカッツェはぐったりと呟く。
「若い割に体力無いな」
それ程息の上がっていないゲオルグを恨めし気に見上げる。
「何でそんなに元気なんだよ〜もう三回やったよね〜?」
「やろうと思えばあと二、三回は出来るぞ?」
ずるりとゲオルグの性器が抜かれ、カッツェはぶるりと震えた。
「ぅん・・・勘弁してよ〜」
「ははは、俺とて限界までやるつもりは無いさ」
「・・・・・・・・・・・・ふ〜ん?」
ゲオルグのその言葉に、カッツェは小さな悪戯心を沸き上がらせる。
「じゃあ、ゲオルグさんの限界、何処までか験してみようか」
そう言い、カッツェはゲオルグの性器に顔を寄せ、そのまま口内へと含んだ。
「勘弁して欲しいんじゃなかったのか?」
カッツェの好きにさせ、笑いながらそう言うゲオルグの性器に丁寧に舌を這わせ、再び熱を持たせていく。
「ゲオルグさんの疲れたトコ、見てみたい」
熱と硬さを取り戻したそれに絡み付いた体液と精液を舐め取り、括れを舌先でなぞっていく。
「後悔するなよ」
その言葉をOKの意志だと受け取ったカッツェは顔を上げ、にっと笑う。
「若者は回復も早いんだよ」
再びカッツェを押し倒し、押し入ってきたゲオルグを小さな笑いと共に受け入れた。





「おう、カッツェ、ゲオルクのおっさん、早えな」
漸く辺りが明るくなってきた頃、風呂から出た所をビクトールとフリックに出くわした。
「あ、おっはよ〜また飲み明かしたの?」
「ああ…コイツがサウスウインドウで仕入れてきた酒に付き合っていたらこんな時間だったってワケさ……」
少々疲労の色が見えるフリック。きっと寝ようとしていた所を無理矢理ビクトールに付き合わされたのだろう。
当のビクトールといえば、けろりとして笑っている。
「ここにいるって事は朝風呂か?」
ビクトールがニヤニヤとして言うと、カッツェは「そう!」と声を上げる。
「聞いてよ、ゲオルグさんってば体力凄いのなんのって!僕ゲオルグさんの疲れてるトコ見た事無いから疲れさせてやろうと思ったのに何回連続でやってもけろりとしてんの!もうこっちがガタガタになったよ」
腰に手をあてるカッツェにゲオルグはニッと笑う。
「お前が誘ったのだろう」
そう言われるとカッツェはむう、と口を尖らせた。
「そうだけど〜最初に三回もヤってあれから更に抜かずの三連はキツかったよ〜」
「ほ〜?オッサンやるじゃねえか」
「な、な、な・・・・・・」
ビクトールが感心してゲオルグを見る反面、フリックは耳まで紅くして言葉を吃らせている。
「後半は前戯が無かったからまだ良かっ・・・・・・?フリックさん?どうしたの?」
「さァな?」
フリックが赤面して俯いている理由が分からないカッツェと、分かっていてもとぼけるビクトール。そしてさり気に声を殺して笑っているゲオルグ。
「何でも・・・ない、さ・・・」
フリックは大きな溜息を吐いた。
フリックは彼らに何を言っても無駄だという事を知っていた。
何しろ城全体公認(正軍師除く)な彼等。
そのためかカッツェは城内を自分とゲオルグのスイートホーム。
戦場はデートコースと思っている節がある。
注意しようにもしっかり軍務はこなしているし、戦争でも一番の成果をあげている。
それでも文句を言おうものなら
「やる事はちゃんとやってるのにそんな事言われたくない!これ以上プライベートまで拘束するなら僕一人でジョウイのトコ乗り込むからね!」
これである。しかも相手がシュウだと
「シュウのバカ!大っ嫌い!!」
というオマケまで付く。
一度だけ建前、士気が鈍る。本音は単なる嫉妬からカッツェを叱咤した所それを言われたシュウ。
副軍師のクラウスの話ではかなりショックを受けていたらしい。
「もぉ〜変なフリックさん」
事の原因はやれやれといった風に言う。
フリックはホウアンに胃薬を調合してもらおうと決心した。





(END)
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キーワード:「えろおやぢ」。あはははは〜!バカップル話ばんざ〜い!(死)しかも何でこの話が最初に上がってんね〜ん!ま、いいさ。(いいんかい?!)この話の題名はあれですわ。飲み物。CM初めて見た時「何い〜?!」って叫んだね。だって「子供だってうまいんだもん」ってアンタ・・・・・・・いやらしい!(いやらしいのはお前の頭ん中だっつーの)ショタですか?ショタなんですか?!そんな堂々とテレビで流していいんですか?!それとも「子供だって上手い」?!テクニシャンですか?!テクニシャンな受けなんですか?!そんな堂々とテレビで流していいんですかぁぁぁ?!(高槻大破損)・・・・・・まあ、こんな事があったから「ならオジサマ×主人公だろう」となって高槻一押しなオジサマ・ゲオルグ・プライム41歳な甘党!!!(甘党は関係ないって)ネタ自体はかなり前からあったけど、書くまでに時間かかったっす。3ヶ月くらい?ま、取り敢えず煩悩発散できて良かった良かった。
それでは、庵様、2000HITありがとうございました♪
(2000/06/30/高槻桂)

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