花咲く丘に涙してU
〜如何なる星の下に〜
彼の者の祈りに我は黙する
俺の一番古い記憶には、既にカーシュと兄貴は一緒に居た。
最初の頃はぎくしゃくしてたらしいんだけど、父さん達が大陸へ行ってしまってから仲良くなったんだって聞いた事がある。
俺にとっては物心付いた時から当たり前の様に一緒に居たから、暫くの間はカーシュも本当の兄だと思っていた時期もあったくらいだ。
父さん達が大陸へ遠征に行った時、兄貴が九歳で、カーシュは十歳。そして俺はまだ三歳だった。
母さんもそれから一年と経たない内に病気で死んでしまったから、俺には両親の記憶は無いに等しい。
兄貴とカーシュはいつも俺の傍に居てくれて、両親の愛情を理解する前に亡くしてしまった幼い俺にとって、二人の存在は何よりも大切だった。
母さんが死んで、俺たちが父さん達の帰還までカーシュの家で面倒を見てもらう事になった時は、不謹慎ながらも嬉しく思ったのを覚えている。
父さんやザッパおじさんから届く手紙を三人で読んだり、兄貴とカーシュの剣の鍛練をじっと眺めていたり。
ああ、そうだ。この頃はまだ、カーシュは剣を使っていた。
そして、何かの拍子にカーシュがダリオより一つ年上なのだと知って、うっそだぁ、と笑ったらカーシュに関節技を掛けられた。
そう、この頃からだ。リデルお嬢様が俺たちと遊ぶようになったのは。
幾ら同じ四天王の子供でも、彼女はこのエルニドを治める領主の娘でもある。今までは殆ど交流がなかった彼女も幼くして母を亡くし、唯一の気心許して話せる父が居ない今、やはり寂しかったのだろう。彼女はすぐに俺たちの輪に溶け込んでいった。
それから五年後。兄貴とカーシュ、リデル、そして俺の四人で共に過ごすのが当たり前になって来た頃、父さんが死んだとの知らせを受けた。
一番ショックを受けていたのは、意外にもカーシュだった。
塞ぎ込んで部屋から出てこないカーシュの姿に、兄貴は、カーシュと父さんは仲が良かったから、と俺に告げた。
それからだ。彼が髪を切らなくなり、武器を剣からアクスに変えたのは。
武器をアクスへと変えたカーシュは、今まで塞き止められていた物が溢れ出すように腕を上げていった。
おばさんが蛙の子は蛙だと笑っていたっけ。
あの頃が、一番幸せだったんじゃないかな。
俺が十歳の頃に蛇骨様たちが帰郷して来た。
父さんの遺骨を霊廟に葬って、俺は一度も父さんを父さんと呼べなかった事がとても悲しかった。
カーシュはそこに参列しなかった。
葬儀の朝、何処かに行ってしまったんだ。
おじさん達は苦笑して放って置けって言ったけど、結局夜になっても帰って来なくて、兄貴が探しに行った。
俺は泣き疲れていて、兄貴がカーシュを探しに行っている間に眠ってしまった。
けど、翌朝のカーシュは俺と同じく眼が腫れぼったい以外は普通だった。
あの夜、カーシュと兄貴が何を話したかは知らないけど、少なくとも、前日カーシュが一日中何処で何をしていたのかは数時間後に分かった。
兄貴とカーシュが鍛練を積んでいる間、俺はリデルお嬢様と霊廟へ行ったんだ。
別に特に意味があったわけじゃない。ただ、父が天国へ行けるようにってもう一度祈りに行こうとしただけで。
だけど、霊廟にやってきた俺とお嬢様は、言葉を失った。
父さんの墓標の周り、一面の青リンドウの花。
どうして青リンドウだったのかは、聞き辛かったから結局聞かず終いで今でも分からないままだけど、あの日、カーシュが一人で溺れ谷まで行ってこれを摘んで来たんだと幼いながらに悟った。
独りでこれだけの青リンドウの花を摘んでいる間、カーシュはどんな気持ちだったんだろう。
皆が霊廟を去ってから独りで花を添え、兄貴が探しに来るまできっとここで泣いていたのだろう。
俺は胸が苦しくて、苦しくて。泣きたいのに、泣けなかった。
リデルお嬢様もきっと同じ気持ちだったんだろう。口元をあの綺麗な両手で覆い、泣きそうな顔をしていた。
俺はこの時初めて、切ないと言う感情を知った。
「あ、カーシュ!」
廊下を歩いていると、見知った後姿を見つけて俺は駆け寄って行った。
「あ?何だ、グレンか……」
振り返ったカーシュの沈んだ表情に、おや?と首を傾げる。
「カーシュ、どうかしたのか?」
「何がだ?」
「まだ兄貴のこと……」
兄貴の死から早三ヶ月が過ぎていた。
亡者の島での事件以来、カーシュが時々塞ぎ込んでいるのを俺は知っている。
「…そんなんじゃねえよ」
カーシュは軽く苦笑して、そんなことより、とがしっと肩を抱いて来た。
「今、暇か?暇だろ?夕食も終ってるんだし暇だな。よし決定」
「は?決定って…?」
展開の早さに目をぱちくりさせていると、カーシュはぐいぐいと俺を引っ張って行ってしまう。
「酒の相手を探してたんだよ。一人だとどうもシケててなぁ」
「えええ?!お、俺、酒は余り…」
そんな抵抗とも言えないような抵抗をしている内に、あっという間にカーシュの部屋の前まで連れてこられてしまう。俺はどうにかして逃げれないかと思いを巡らせたけど、第一にしっかり捕まれた腕を何とかしなくてはならない。
「グダグダ言ってねえでつきあえ!」
だけど、結局逃げ道は見つからず、俺はカーシュの部屋へと押し込まれてしまった。
始めは、いつもより多少テンションの高い酒盛りだった。
それが、どうして、こんな事になってしまったんだろう。
「カーシュ兄………」
初めての行為に途惑いながらカーシュの性器を擦る。
「いっ……」
爪が当たったのか、びくりと体が跳ねた。
「ご、ごめんっ、こういうの、初めてで……」
水の様に酒を煽るカーシュを宥めながらも勧められる酒を少しずつ飲んでいた。
何をそんなに荒れているのか、無茶な飲み方をしたカーシュは案の定先に潰れ掛けていた。
ただ、彼をベッドへ運び、介抱しようとした。
それだけのはずだった。
「は、あっ……んんっ…!」
「カーシュ…カーシュ……」
全て、酒の所為なのだと言い切れるのだろうか。
真白いシーツの上に散りばめられた鮮やかな藤色。
上気し、仄かな朱を帯びた肌。
酒に蕩けた赫い視線。
――グレ、ン……
掠れ、裏返った声が自分を呼んだ。
幼い頃から、もう一人の兄として憧れていた。
「カーシュ……!」
憧れ。
それだけだと思っていた。
「グレ、んぅっ……ふ…」
溢れる嬌声を飲み込むように口付け、アルコールの味のするその口内を蹂躪する。
「…はっ、は……カーシュ……中…熱い…」
想いは、いつ、欲へと変質していたのか。
「カー、シュ…も、イク…っ!!」
一瞬息が詰り、射精する。それにつられるようにカーシュも自らの腹を精液で濡らした。
「………ご、ごめん、カーシュ兄……無理、させた上に中で出して……」
グレンが顔を赤くして自身を引き抜くと、酔いから眠そうに瞼を伏せてるカーシュは軽く片手を振った。
「馴れてるから気にすんな……」
「え……」
グレンが目を見開いてカーシュを見るが、彼は既に寝息を立て始めていた。
『馴れているから……』
それは、自分の他にも彼を欲し、抱いた人間がいると言う事で。
不意に浮かんだ人物に、グレンははっとした。
まさか、兄なのだろうか。
そんな、と思う反面、納得している自分がいる。
自分は薄々感付いてはいなかったか。
カーシュを見る兄の視線を不思議に思った事はなかったか。
「……カーシュ……」
だから、カーシュはこんなに荒れているのだろうか。
愛する人を失って?
けれど、兄はリデルと婚約を済ませていた。
どういう事なのだろう。
疑問が頭の中を駆け巡る。しかし、そのどれにも答えは出なかった。
ただ一つ、分かっていることがあるとすれば。
「………」
グレンはそっとベッドを降りると、散らばった服を掻き集め始める。
今夜のことはただの成り行きで、自分が選ばれたのではないと言うことだけだった。
グレンが立ち去ってから数時間後、カーシュはふと目を覚ました。
「………頭イテエ……」
小さく呟くと、それすら頭に響き、カーシュは暫くの間じっと横たわっていた。
「……?」
そしてふと自らの異変に気付く。上半身裸で寝るのはいつものことだったが、何故下まで脱いでいるのだろう。
「?……げっ!!」
昨夜のことを断片的に思い出して飛び起きるが、頭に響き、カーシュは唸りながら頭を抱える。
「〜〜〜っつぅ……」
痛みをやり過ごしてから昨夜のことをできる限り鮮明に思い出してみる。
昨夜はヤマネコの好きにされたことに腹が立ち、自棄酒をしようとしていた所に声を掛けて来たグレンを引っ張り込んで酒をかぱかぱ煽った。
グレンはグラスに一、二杯しか飲んでいなかった覚えがある。それでも彼も十分酔っていはいたが。
とにかくその内自分も限界に達し、半分寝掛けていた。それをグレンがせめてベッドに行けと注意し、千鳥足の自分に肩を貸してくれた。
そして。
触れた唇が、優しかった。
「……しまったな…」
ともかく、いつまでもこうしているわけにも行かず、ソファにかけられた服を取ろうとベッドから降りた。
「……げ」
つっと内腿を伝うその感触に、カーシュは慌ててシャワールームへ駆け込んだ。
「は〜…何とかセーフか?」
ついでに髪も洗ったカーシュは、ぱたぱたと水滴を落す髪をタオルで掻き回す。
「自業自得とは言え、ハラ下すのは御免だぜ」
ぶつぶつと愚痴を零し、グレンに何と言うべきか思案しながら服を纏った。
一日の訓練も終り、風呂へ入る者や既に寝入っている者、興に乗じる者と様々な色を見せる中、階段の踊り場には気まずい空気が流れていた。
「……昨夜のこと……」
「だ、大丈夫だって。単なる、事故みたいなものだって、思ってるから……」
「すまん……」
視線を伏せて小さく謝るカーシュにグレンは苦笑した。
「何でカーシュ兄が謝るのさ。らしくないよ」
「それは……」
「後ろめたい事があるからだろう?」
「「?!」」
二人が驚いて見上げると、階段の上から金の眼をした亜人が見下ろしていた。
「ヤマネコ、様…?」
滅多に騎士達の前へ姿を現わさないその客人は、くつくつと喉を鳴らして小さく笑った。
「おや、誰かと思えばダリオの弟君ではないか」
「てめっ…わざとらしい事抜かしてんじゃねえっ……!」
「カーシュ…?」
ヤマネコへの異常なまでの敵意にグレンがカーシュを見る。だが、彼はきつくヤマネコを睨んでいる。
「カーシュ、わかっているな?」
その言葉にカーシュの肩がぴくりと震える。
「……承知、しました…」
きつく拳を握り締め、絞り出すようにそう答えたカーシュの姿は、ヤマネコへの憎悪で溢れているような気がした。
「暫くの間構ってやらなかっただけで、もう他の男を引きずり込んだか」
客間に嘲りの声が響く。
「それとも、ダリオ恋しさに弟をその身代わりとしたか」
「違っ……!」
反論し掛けてカーシュは口を噤んだ。何を言った所で無駄だとわかっている。この男が自分を甚振る機会を見逃す筈が無いのだ。
「主に逆らった者には罰を与えねばな。…クローセル」
すっとヤマネコの前に闇が現れた。カーシュが驚愕に目を見開いていると、それはカーシュの背丈ほどまで伸びて大きな猫を象った。猫にしては長い耳と尾の先だけが異様に明るい。
「な、んだ……!?」
焔のような眼がきゅうっと細まり、カーシュを見つめる。
思わず数歩後ずさったカーシュにヤマネコの低い笑みが届く。
「クローセルは普通のカゲネコとは違った能力を持っている。私の使い魔の一つだ」
クローセルの体から幾本もの触手が伸び、カーシュを捕らえようとする。
「何の真似だっ!!」
「言っただろう。罰を与えると」
「ふざけ…んっ、ぐ…!」
クローセルがカーシュを捕らえ、その口内に何本もの触手を押し入れる。
「ぐっ…や、め……っ……!」
逃れようともがくが背に壁が当たり、逃げ場の無い事をカーシュに知らせていた。
「く、ふ……っ……」
辛うじて呼吸をしていたが、それも侭ならなくなってくる。
「それは幻を見せるのが得意でな。お前の一番恐れているものが見えてくるだろう」
「っ…んん?!」
口内のそれが体内へ入っていくのを感じる。まるで空気を飲んだ時のような圧迫感にカーシュは目を見開く。息苦しさは消えていくが、内臓の中からじわじわと黒く染まっていくような気分にカーシュは己の胸倉を掴んだ。
「あ、あ……」
体内の闇が広がると同時に視界がぼやけてくる。全身に力が入らず、カーシュは壁をずるずると滑り落ちていった。
――……シュ……
「?!」
懐かしい声に顔を上げ、びくりと身を竦ませた。
――カーシュ……
目の前に、一人の男が居た。
忘れる筈の無いその声、その顔。
「ダ…ダリオ……」
ダリオの手がカーシュの頬に触れる。その手甲の腐食した臭いとダリオ自身の腐臭に息が詰る。
「…っ…」
――カーシュ…愛してる……
血で濡れた手で頬を挟まれ、カーシュはダリオを見上げざるを得なくなる。
ダリオはいつもの笑顔を浮かべていた。だが、その眼は焦点が合っていない。瞳孔は完全に開き、白く濁った膜が張っている。
「ダ…うっ…!」
冷たい唇が触れ、カーシュの四肢が強張る。軽く顎を上げられ、ダリオの舌が口内へ侵入して来た。
「ぅ…ぐ……」
血の味と腐臭に吐き気を覚え、逃れようとダリオの胸を突っぱねた。
「!?」
突っぱねた手がずぶりと沈み、カーシュは咄嗟に手を引く。
「……っは……」
長い口付けから解放され、ダリオの胸元を見たカーシュは凍り付いた。
左肩から右の腰まで走った、長く、深い傷。
彼の黒いシャツにこびりついた夥しい量の血液。今にも内臓がはみ出しそうな腹部。
「あっ…あ、あ…!」
自分の手を見てカーシュは喉を引き攣らせる。
先程彼の中へ沈んだその手は、強引に引き抜いたために赤黒く腐った血液が滴り落ち、脆くなった肉が指の間に挟まっていた。
「お、おれ、が……俺がっ……」
俺が、殺した。
グランドリオンに操られたのは、ダリオだけだったのか。
自分もグランドリオンのその狂気に魅入られていたのではないのか。
ダリオを殺したのは、仕方なかったのではなく。
俺の意志なのか。
「―――っ!」
ふっとカーシュの全身から力が抜けた。
「……気を失ったか」
それまで見ていたヤマネコがソファからゆっくりと立ち上る。
「もう良い。下がれ」
カーシュを包み込んでいたクローセルがすっと縦に伸びて消えていった。
「…………」
気を失ったカーシュを抱き上げると、そっとベッドへと運ぶ。
「それでも、泣かぬか」
その声は、カーシュに届く事はなかった。
「リデルと結婚する事になった」
………そうか。
「……すまん」
別に、謝る事じゃねえだろ。
とうの昔にわかってた事だ。
「カーシュ……」
止めろ……これ以上、俺に触るな……
「………」
俺に構ってる暇があるんならお嬢様に花の一つでも渡してやれ。
「………それで、良いのか?」
あん?何がだ。
「お前は……本当にそれで良いのか?」
…良いに決まってるだろ?
「………」
さ、この話はもう止めだ。明日の準備しねえといけねえんだ。さっさと帰んな。
「……わかった」
………。
亡者の島、か……。
ちょうど良い。捨ててくるか。
あの二人への想いを。
あの二人への、妬みを。
「……オメデトウ」
(………?)
緩やかに意識が浮上し、薄らと瞼を開けると目の前に何かあった。
(………縄…?紐……?)
真白いシーツの上に黒い縄のようなものが横たわっている。
「………」
カーシュは手を伸ばし、それを無造作に掴んでみる。
「いてっ」
それは意思を持っているらしく、カーシュの手を逃れるとピシリと額を叩いてきた。
「漸く気がついたか」
頭上から振って来た低い声に、カーシュは一気に覚醒するとがばっと身を起こした。
「あ…」
机の上の時計をみると、既に深夜を回っていた。結構な間気を失っていたらしい。
「何で……」
カーシュの呟きにヤマネコが資料の束から視線を上げる。
「何だ」
「何で、あんた、俺を抱くんだ」
「…………」
甚振るためだとか、暇潰しだとか、カーシュの自尊心を抉るような、そんな答えが来るだろうと思っていたカーシュは、無言でその金の眼を向けるヤマネコに口を閉ざした。
「理由が必要か」
思わぬ返答に、「別に」と小さく呟く。
「知ってどうする」
「……どうもしねえよ」
「なら知る必要はない」
「……」
にべも無い答えに憮然としていると、腕をぺしぺしと叩かれた。
「え…」
カーシュが腕に視線を落すと、先ほどの黒い縄か棒だと思っていたのは彼の尾で、それが自分の腕を叩いていた。
「眼が覚めたのならさっさと部屋へ戻れ」
ヤマネコは最早一瞥もくれず、邪魔だと言うように尾で腕を叩かれる。
「失礼しましたっ!」
棒読みでそう言い、サイドテーブルに置かれた自分の手袋を引っ手繰ってカーシュは客間を出ていった。
「全く騒々しい……先刻とは大違いだな」
暫くして騒々しい足音が聞えなくなると、ヤマネコは読んでいた資料の束をばさりとシーツの上に置く。
「だが、彼奴らしい」
まるで尾自体が意志を持っているかのように、ゆらりと揺れた。
+-+◇+-+
没ネタ微妙に復活オメデトウ。(爆)という事で、グレンの昔話が新たに加わりました〜。
これは没ネタ本編の前書みたいな物です。そして現時点のグレンが17歳ぐらいだと言うことに気付いた高槻は「よし、童貞はカーシュに進呈」と速攻で決まりました。が、お初が男相手でしかも間男以下。可哀相…!(お前が言うな)
あとダリ兄さんの幻覚の辺りですが、公開当時、一部からちとグロイとかなんとか言われたんですが、全然何とも思わなかったので直しませんでした。これくらい良いよね?
あ、あとカゲネコですが、余りにもカゲネコカゲネコ連発してるとシリアスなシーンぶち壊しな感じがしたので名前付けてみました。バエルとクローセル、共に悪魔のお名前です。
えーっと、あと他には………ハイ無し!次行ってみよう!!(逃亡)
(2002/11/14/高槻桂)